ヨーロッパ周遊記⑥-名女優の眠る地、スイス編-
一段と冷え込みが強くなってきました。
どうもQuenです。
ぼちぼちおでんの季節なんで
日本酒と一緒にキめたいですね。
それでは前回の続きから。
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翌朝、
ジュネーブのバス停に到着。
バス停からジュネーブの中心地までは
歩いて20分ほどかかりました。
ジュネーブに到着し、
一息ついたらすぐに列車に乗り込みました。
スイスでの目的は一つ。
ずばり、オードリーヘップバーンのお墓参りです。
どうせヨーロッパに来るなら訪れたいと、
友人についてきてもらいました。
彼女が眠る墓は、
ローザンヌのモルジュ駅から歩いていける
トロシュナという村にあり、
ジュネーブからは列車と歩きで1時間ちょっとかかります。
夜行バスで疲れが残っていたので
うたた寝していると駅に到着していました。
駅周辺は栄えていますが、
村に近づくに連れて人や車が少なくなっていきます。
駅から歩くこと約20分。
トロシュナ墓地に到着しました。
静かな田舎の公共墓地です。
観光客は誰もおらず
門が閉まっていたので入れないのかと思いましたが、
手で開けられました。
中にはたくさんの墓石が並び、
有名人だからと言って華美な装飾などは一切ありません。
少し歩き回ると、
AUDREY HEPBURNの文字を発見。
大きさは他と大差ありませんが
お供物がいくつか並び、
彼女の顔写真も置いてありました。
他の人の墓もありますし、
静かに眠っているので
手を合わせてすぐにその場を後にしました。
個人的な夢が一つ叶ったので
来れて本当によかったです。
墓参りの後は
モルジュ駅周辺へ戻りました。
駅の近くには
モルジュのランドマーク
モルジュ城があります。
訪れた日はあいにく入城できませんでしたが、
通常は中に入ることができるようです。
仕方がないので、
ちょうどお昼時だったこともあり
近くのスーパーへ。
パンを買って湖畔のベンチへ向かいました。
その道中に街並みパシャリ。
あいにくの天気でしたが
クリーンで美しく、
住みやすそうな街だなと思いました。
そして湖に到着。
穏やかな湖を眺めての昼食。
ようやく一息。
こんな素敵なところで生活していたんだなと
物思いに耽りながらボーッとしてました。
食後はもう少し湖付近で休憩して、
列車でジュネーブに戻りました。
ジュネーブといえば国連。
どうやら建物内をめぐるツアーをやっている様子。
我々もその列に並ぶことに。
流石に人気のようで
最終的に40人くらいの人が並んでいました。
定刻に中から職員がでてきて
まさかまさかの臨時休業。泣
結構楽しみにしていたのでショック。。。
みんな残念そうに散らばっていきました。
記念にパシャリ。
予定を変更して
サンピエール大聖堂へ向かいました。
外見は色使いや装飾などで目立つ教会ではありませんでしたが、
中に入ると石色に統一された美しさがありました。
外の寒さと疲労もあり、
少し長めに教会で休ませてもらいました。
教会の周辺には見慣れぬ旗がたくさん掛けられていました。
調べてみるとどうやら州旗のよう。
スイス26州のそれぞれに存在するみたいです。
ジュネーブは、
赤い王冠を被る黒いワシと黄色い鍵が描かれています。
ワシは皇帝のシンボルで、
鍵は聖ペトロを象徴し、聖ペトロがジュネーブ大司教区と教会をまとめるという意味があるそうです。
調べてみると面白いですね。
時間も少しあったし、
この辺りの街並みは素敵だったので
しばらく散歩して時間を潰しました。
時間も結構遅くなってきたので
近くのファストフード店で夕食を取ることに。
店を出る頃にはあたりはもう真っ暗。
湖には白鳥が数羽泳いでいて、
チャイコフスキーの名曲が頭に浮かびました。
夜の湖畔を散歩していると
ぼちぼち夜行バスの時間です。
スイスは1日だけの滞在でしたが、
ごちゃごちゃしておらずクリーンな雰囲気が
街中に流れているような感じがしました。
念願だったお墓参りもできたので
次来る時はもう少しゆっくり観光したいなと思います。
次の目的地はドイツのミュンヘン。
ソーセージとビールを楽しみにして
バスへ乗り込みました。
つづく。
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